憧れという幻想〜実はそんなに好きではなかったものたち〜

私はここ最近、自分の中にとても大きな発見をしました。

それは、今まで好きだと思っていたけれど、実はそんなに好きではなかったものが沢山あるという事実です。

その筆頭に挙げられるのがお酒です。

皆さんお酒は好きですか?

私は全く好きではありません。(こう断言できる自分にビックリ!)

気分が悪くなるし、呼気は臭いし、真っ赤になるし、変にリミッターが外れて愚かな言動をしてしまうし、何が良くて今まで飲んでいたんだろうと改めて思います。

かく言う私も若い時には馬鹿なお酒の飲み方をして、それが楽しいと思っていました。

すぐに真っ赤になってしまう自分が恥ずかしくて情けなく、どんなに飲んでも顔色が全く変わらない人を羨ましく眺め、憧れすら抱いていました。

健気にも(?)強くなる努力や気分が悪くならない為の工夫に力を注いで、「飲める人」を装っていました。本当に何の益にもならない努力です。

いつから私はこんな努力をし始めたのでしょう。

振り返って見ると、ルーツは父母でした。

父は「酒を飲めない奴は信用出来ない」などと豪語するような人でしたし、母はお酒に弱いことをコンプレックスに感じており「お酒が飲めないのはつまらないわ」と口癖のように言っていました。

私はこの二人の発言を小さい頃から聞いて刷り込まれていたわけです。

それがベースとなり、様々な場面で「お酒が飲めると得をする、」「お酒が飲めるとカッコイイ」と感じる経験を積んで、いつしかお酒が飲めるフリをし、自分はお酒が好きなのだと思い込むようになりました。

この自己暗示はなかなか強力でした。実はそんなにお酒が好きではないよね、と自分自身でハッキリ認識することができたのは、ごくごく最近のことです。

人はこのように知らず知らず自分自身を偽り、自分のことすら偶像化するのだと思いました。

今はお酒を飲むような席にも殆ど行くことはありませんが、先日行った懇親会で、付き合いの一杯すら断ってみて、本当に清々しかったです。

そして夫の実家で夕飯をご馳走になる時に義父のお酒をお断りしても何ら罪悪感を感じなくなりました。

ああ、本当に私は今まで無理して飲んでいたんだな、と気付いたのでした。

同じように、テーマパークも私が長年好きだと思い込んでいたものの一つです。ディズニーランドに至っては、行きたい、というよりも、何故か「行かなきゃ」「子供たちを連れて行ってやらなきゃ」と自分を奮い立たせて行っていたように思います。

そこで楽しむことが、世の嗜みなのだ、という感じで・・・

あの作られた世界を楽しむために、わざわざ楽しむ脳に切り替えて臨んでいたような気すらします(笑)

長い長い行列を並んで、一瞬で終わるアトラクション。どこか虚しい気持ちに気付かないふりをしていたような・・・

人形達の貼りついた笑顔と決して笑っていない目も、心のどこかでちょっと怖いと思っていたんですよね(笑)

そんなわけで、もうフェイクの世界は敢えて行かなくていいな〜というのが今の正直な感想です。

IMG_3947
こんなのが楽しいです。

 

また、先日立ち寄った寂れた遊園地、とっても楽しかったです(笑)

憧れとか、好きなものというのは、結構な割合で操作されていているのですね。それに初めて触れた時の印象や頭によぎった否定的な考えすらも、何回も目にすることで慣れ、他の人の感想や評価に次第に塗り替えられて自分のものと勘違いしてしまうことが多いです。テレビや雑誌、それを見た者同士が互いに宣伝部長となり合って、より深く植え付け合って行くのです。視覚から入るものは刺激が強く影響を受けやすいので、本当に気を付けないといけません。

誰かの意図、誰かの利得の為にそれらが植え付けられていることを分かって、一度全部手放してみてはどうでしょうか。それらを神様の御前に差し出して一旦離れて見るとよく分かります。

その中から自分の心が真に欲するものだけを取り上げて選びとっていけば良いと思います。

そうすると、必要なものは実はほんの少しだということが分かるはずです。

皆さんの毎日が神様に続く道の上にあることを祈ります。


憧れという幻想〜実はそんなに好きではなかったものたち〜」への2件のフィードバック

  1. 無理に楽しもうと思う気持ち、すごく分かります!
    年末のガキ使を見ては「楽しまなきゃ」と無理に声を出して笑って見たり、ゲームをそこまで面白くないのにやりこんだりと。
    やっぱり心が飢えてたのだと思います。無理をしてでも心を満たそうとしてたのでしょう。
    世の中そんな方々ばかりだと思います。
    やっぱり私たちは結局、神様にすがるしかありません(笑)

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  2. Tさん、
    コメントありがとうございます。
    ほんとに、お笑いもそうですよね!
    笑わないといけないようなお約束の世界ですね。内輪ウケや尖った悪意、暴力性に満ちたものが溢れていますし。中には思わず笑っちゃうようなものもありますけどね。
    全ての主導権を自分の心に取り戻していきたいですね。

    いいね

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