心に沁みる聖書の言葉〜箴言・コヘレトの言葉〜

前回、詩編の中の詩をいくつかご紹介しましたが、▶︎心に沁みる聖書の言葉〜詩編〜、本当はもっともっと載せたいものがあります。

一度目に聖書を読んだ時には引っかからなかったものが、二度目、三度目では全然違う味わいに感じるので、まだ読んだことの無い人や一度読んで疲れてしまった人も、是非もう一度読んでみてください。

また、人によって心に留まるものが違うと思うので、皆さんの一番を是非聞いてみたいです。

詩編はダビデ王の詩で殆ど構成されていると言っても過言ではありませんが、箴言はその子ソロモン王の格言集とも言えるものです。ソロモン王は、聖書を読んだことが無い人もきっとご存知だと思いますが、王位を継承するときに神様に知恵を祈り求め、結果、知恵と富と権力と名誉の全てを神様に与えられ、この世の栄華を極めた王様です。聖書の中の記述を見ても、ルイ14世もびっくりの物凄い栄華です。

全てを得た人の言うことは、さすがに説得力があります。

また、最終的に異国の女性の罠に落ちて偶像崇拝を行なって神様の怒りを買い、死後には王国の分裂と滅びを招いてしまいます。その為、女性についての格言も沢山あります。

詩編で神様への愛にどっぷり浸かった後の箴言は、美味しいデザートの後の珈琲のようです。

世の中には格言集なるものが沢山出回っていますが、まず聖書の箴言を読むべきです。まさに珠玉の知恵がちりばめられていますから。

「主を畏れることは知恵の初め。無知なる者は知恵をも諭しをも侮る。」

序文から心に響きます。


≪箴言4 父の諭し≫より抜粋

父はわたしに教えて言った

「わたしの言葉をお前の心に保ち

わたしの戒めを守って、命を得よ。

私の口が言い聞かせることを

忘れるな、離れ去るな。

知恵を獲得せよ、分別を獲得せよ。

知恵を捨てるな

 彼女はあなたを見守ってくれる。

分別を愛せよ

 彼女はあなたを守ってくれる。

知恵の初めとして

 知恵を獲得せよ。

これまでに得たものすべてに代えても

 分別を獲得せよ。

知恵をふところに抱け

 彼女はあなたを高めてくれる。

分別を抱きしめよ

 彼女はあなたに名誉を与えてくれる。

あなたの頭に優雅な冠を戴かせ

栄冠となってあなたを飾る。」


 

ソロモンが神様に知恵を望んだのはダビデ王の教えだということが分かります。ダビデ王の偉大さを改めて感じますね。

息子の中学校では2年生の終わりに「立春式」という、大人になるための志を立てる行事があり、一人一人が決意の言葉を色紙に書いて発表するのですが、息子が選んだのは「分別」でした。聖書を知らない人が見ると、???となる言葉の選択のような気がしますね。

知恵と分別、本当に私も得たいです。いつも神様に祈り求めています。

 


≪箴言5 父の諭し≫より抜粋

あなた自身の井戸から水を汲み

あなた自身の泉から湧く水を飲め。

その源は溢れ出て

広場に幾筋もの流れができるであろう。

その水をあなただけのものにせよ。

あなたのもとにいるよその者に渡すな。

あなたの水の源は祝福されよ。


 

初めてこの部分を読んだ時、私の中に物凄い気付きがありました。私はそれまで他人との境界線が曖昧というか、優しさと情の区別が付いていなかったので、自分を脇に置いて他人の為にあくせくして枯渇してしまうことが多々あったのです。

また、自己卑下が根強くあり、自信を持って断言する人にとても弱く、そちらの方が正しいと思ってしまいがちでした。

本当に偽善的に生きていたので、そこに付け込まれて、簡単に自分の井戸まで明け渡してしまっていたのです。

外側ばかりに目を向けて、自分の内なるものに全く目を向けていませんでした。

それを教えてくれた言葉として、私の中に刻み込まれています。

 


≪箴言17≫より抜粋

悪い者を正しいとすることも

正しい人を悪いとすることも

ともに、主のいとわれることである。

……


 

本当にその通りです。

神様の御前には善はあくまでも善であり、悪はあくまでも悪なのですね。

私は今まで罪を罪としない罪を負って生きてきました。

大人を演じ、理解して赦すことが善だと思っていたのです。

寛容さをはき違えていたことを悔い改めます。


≪箴言28≫より抜粋

神に逆らうものは追う者もないのに逃げる。

神に従う人は若獅子のように自身がある。

……

悪を行う者らは裁きを理解しない。

主を訪ね求める人々はすべてを理解する。

貧乏でも、完全な道を歩む人は

二筋の曲がった道を歩む金持ちよりも幸いだ。

教えを守るのは分別のある子

放蕩者と交わる者はその父を辱める。

利息、高利で財産を殖やす者は

集めても、弱者を憐れむ人に渡すことになろう。

教えに耳をそむけて聞こうとしない者は

その祈りも忌むべきものと見なされる。

正しい人を悪の道に迷い込ませる者は

自分の掘った穴に落ちる。

……

貪欲な者は財産を得ようと焦る。

やって来るのが欠乏だとは知らない。

人を懲らしめる者は

舌の滑らかな者より喜ばれる。

父母のものをかすめて

「これは罪ではない」と言う者は

滅ぼそうとたくらむ者の仲間だ。

貪欲な者はいさかいを引き起こす。

主に依り頼む人は潤される。

自分の心に依り頼む者は愚か者だ。

知恵によって歩む人は救われる。

……


 

いちいち深いです。

ここに挙げたものの他にも沢山の深い知恵の言葉が溢れています。本当に、全部載せたいくらいです。あとは皆さんで是非とも読んでみてください。

また、コヘレトの言葉ですが、聖書の後ろの方の説明書きには「死に運命づけられた人間の生の意義について考えた、ある知恵者の書である。」とあります。

でも、冒頭で、「エルサレムの王、ダビデの子、コヘレトの言葉」とありますし、知恵や快楽や贅の全てを味わい尽くして得た悟りの内容から、ソロモンの言葉と思われます。

”コヘレトは言う。

なんという空しさ

なんという空しさ、すべては空しい。”

と始まります。

”わたしは心にこう言ってみた。「見よ、かつてエルサレムに君臨した者のだれにもまさって、わたしは知恵を深め、大いなるものとなった。」と。わたしの心は知恵と知識を深く見極めたが、熱心に求めて知ったことは、結局、知恵も知識も狂気であり愚かであるにすぎないということだ。これも風を追うようなことだと悟った。

知恵が深まれば悩みも深まり

知識が増せば痛みも増す。”

 

と、なんとも穏やかではありません。箴言であれほど知恵を勧めていたにも関わらず、一体どうしたことでしょう。以降も、この低い調子で、人間の営みや愉悦の全てが空しいことだと語り続けます。

これが、知恵、富、栄誉、女性、権力の全てを得て味わい尽くした人の到達した心境と結論なのです。


 

”それらよりもなお、わが子よ、心せよ。

書物はいくら記してもきりがない。

学びすぎれば体が疲れる。

すべてに耳を傾けて得た結論。

「神を畏れ、その戒めを守れ。」

これこそ、人間のすべて。

神は、善をも悪をも

一切の業を、隠れたこともすべて

裁きの座に引き出されるであろう。”


 

全ての答えがここにありました。

 

神様の深淵なる計らいと御言葉に感謝します。

 

どうぞ皆さんに神様からの祝福と御加護がありますように。

 

 


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