羊と山羊

お天気が良かったので、観光牧場に行ってきました。

 

今まで常に長男の用事に付き合わされてきた娘は、動物園に行きたい、水族館に行きたい、遊園地に行きたい、といつも願っているのです。

お誕生日プレゼントにパパと遊園地に行くという願いが叶ったので(花やしきですけどね。渋っ!)次は動物園。

よくよく話を聞くと、動物に餌をあげたり触りたいというので、ならば近くの観光牧場に行こうとなったわけです。

 

ちょっと一昔前の感じでしたが、三連休の中日でしかも晴れ。家族連れで大賑わいでした。

 

早速、羊と山羊に餌やりをしよう!となり、100円で餌を買いました。

 

牧場の人に、「餌を低く持っていると山羊が飛びかかってくるので気を付けてくださいね」とアドバイスされながら囲いの中に入りました。

モフモフの子羊が1匹離れて佇んでいたので、まずはその子に・・・

羊って、なんでこんなに毛に草やら何やら色々絡まってるんだろう・・・と可笑しくなって、思わず毛並みを整えてやりました。

静かに餌を食む羊に癒されます。

 

・・・と、次の瞬間、遠く離れていた山羊が駆け寄り、羊にドーンと体当たり。

力づくで餌を奪いにやってきたのです。

娘はあまりの勢いに、餌を取り落としてしまいました。

落ちた餌に2匹が同時に頭を突っ込みましたが、山羊は許しません。羊に角で応酬し、追い散らして独り占めを決め込みます。

そんな山羊を私は黙って追い払い、餌を拾い集めて取り上げました。

 

先ほどの羊は気にせず、ブラブラ歩きながら地面に落ちている餌を食んでいました。

 

同じようなことが何度も何度も繰り返されました。

小さい子山羊なら、と思って餌をあげてみましたが、やはり山羊は子供の頃からそんな感じです。

ピンピン跳ねて元気よく、活発に高い所にも登っては降りて、抜け目なく自力で餌を得ようとします。

羊が寄ってこようものなら、角のない頭で阻止しようとする血気盛んぶり。

 

娘は怖がり、山羊は嫌だから羊にする、と餌を取り上げて羊にばかりあげていました。

ただ、羊はのんびりとしすぎて、娘が餌を与えようとしてもなかなか気づきません。

 

羊→貰って感謝して食べる。他が来ても気にせず一緒に食べる。与えようとしてもなかなか気付かない。

山羊→自分でグイグイ奪い取って食べる。他が来ると追い払って独り占め。どこからでも餌を嗅ぎつけて抜け目なく寄って来る。

 

なんか・・・神様が羊と山羊を分け、羊を愛すると仰る気持ちがわかるなぁ。

私だって山羊から取り上げて、羊に与えたくなりますもの。

もし、私の方だけを見て、私に餌をねだり、且つ喜んで食べる羊がいたなら、きっと私はさらに餌を買ってきてその羊に与えるでしょう。もう、可愛くて可愛くて仕方なくなるに違いありません。

 

・・・あ、そうなればいいのか。

本当にシンプルなことですね。

 

神様のお気持ちが、何だかとてもよくわかる体験でした。

 

この世の中、山羊のような人こそが優秀であり、そうあるべきだと、そこを目指して私達は生きてきたと思います。

自分で何でもできる人、活発に動き回って、才気走り、抜け目なく、グイグイどんどん行ける人が凄い人だと。

世間の荒波を乗り越えて勝ち組になる為には、山羊のように生きていかないと、と教わってきたのですよね。

愚鈍で奪われるばかりの羊のようじゃダメだ、負け組だ、と刷り込まれてきたわけです。

 

Yes we can!!!

↑誰か言ってましたね。(最初、You can do it!って書いちゃいました。笑)

自分を信じれば何でもできる!やればできる!自分でできる!自力で勝ち取れ!それが成功者だ!

という感じですかね。

一見とても良い言葉に思えますが、最も大事なことが抜けています。それは、

with God

神様と共に、です。

神様と共にあれば、何でもできる!が真実であり真理です。

何一つ、自分の力だけではできません。

こんな風に言えば、そうそう、沢山の人々の支えがあるよね・・・と、ここまでは多くの人が気づけますが、もっと突き詰めて、「神様の力無しには何一つ成し得ないのだ」ということまでにはなかなか至りません。

この最も大事な真理が、なぜ抜け落ちていたのでしょうか。

 

勿論やる気も元気も才気も機転も大事ですが、従順さと愛と感謝が欠如していれば、与える権威のある方が不快に思い、結局は取り上げてしまうでしょう。

 

この全世界を形作り、私達一人一人を個性的に産み出された神様。

私達の全てが神様の采配の中にあります。

これからもそのことを、心に深く留めて生きていけますように。見失いませんように。

 

主よ、あなたの御名を讃えます。

あなただけを見て、あなたに全てを求め、あなたからのものを全て感謝して頂きます。

 

皆さんも私も、山羊ではなく、羊となれますように。

 

心から祈ります。

 

 


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