梨園におけるゴーストバスターズな一日

 

先日、梨農園の草取りのバイトに呼ばれました。

出荷が終わると梨農園は来年の春までお終いかと思いきや、なんだかんだ一年を通して作業があり、毎年ベテランさんを中心とした何人かにはお声がかかっていたのでした。

2年目の私もお声をかけていただきました。

本当ならパン屋さんのバイトにガッツリ入る予定で、梨園のバイトは全て断る筈でした。しかし左手の不調やミスにより、サブ的立場に格下げとなってしまい(アイタタタ)、役割や作業的には同じなのですが日数が少し減らされてしまったのです。しかし、逆にそのおかげで、梨園でも何日か働けることになったのでした。

梨園の一年を通した仕事も覚えたかったし仕事も面白くなってきたところだったので、実は辞めるのをとても残念に思っていたのです。経緯は情けない限りですが、まさかこんな形で願いが叶うとは思ってもみませんでした。

神様の御計らいは深いです。

 

前回呼ばれた時は、既に剪定してある木の枝をチッパー(枝をチップ状に砕く機械)にかけていくお仕事でした。

梨の枝は誘引されて紐で縛られているので、剪定しても落ちずに引っかかっています。私は腰にハサミとノコギリを差して木から木へと渡り歩き、引っかかっている枝を見つけてはその紐をハサミで切り、チッパーにかけやすいように集めていく役目でした。枝が鹿の角のように大きく広がり非常に入り 組んでいるので、紐を切ってもなかなか木から外れません。生きている枝や新芽を傷付けないように、慎重に外していかないといけません。押したり引いたり回したり、まるで知恵の輪をやっているようです。剪定された枝が大枝の場合はノコギリで切りながら少しずつバラして外していきます。これもなかなか面白い作業でした。

 

さて、今回は草取りということで呼ばれたので、私はてっきり畑の草むしりなんだろうと思っていました。

ところが手渡されたのは軍手と前回太枝を切るのに使った先の細いノコギリ。あと、20キロの肥料が入っていた空袋を沢山。

ノコギリ??草取りなのに??

 

ミッションは、梨園の外周に生えている「龍の髭」(蛇の髭)という草を根こそぎ抜くというものでした。

因みに画像はこちら↓↓(Wikipedia よりお借りしました)

IMG_7678
園芸店でも売ってますよね。グランドカバーに最適!とか。

園主曰く、この草は物凄く繁殖力が強く、根っこが非常に固く張り、大きく育ってしまうとユンボ(重機)を動員しないと取れないのだそうです。

そんな厄介な草だったとは知りませんでした。

確かにぱっと見ただけでも、そこかしこにワシャワシャ生えています。大きいものはチアリーダーのポンポンくらいになっています。草の細い感じも素敵だし、搔きわけると根元に青い実が付いていて、とても綺麗なんですけどね。

全て鳥が運んで来た種が芽を出したそうで、決して園主が植えたわけではないそうです。

ウィッグくらいのレベルなら楽々抜けますが、チアリーダーのポンポンは相当手強いです。先細のノコギリを地面に挿して、ギコギコと丸くくり抜くように刃を動かしていきますが、なかなか進みません。しかも半分切ったくらいじゃビクともせず、ぐるりと根を切って力を込めて引っ張り、やっと抜ける手強さなのです。

それをとうとう地面から引き剥がしてやった瞬間は、思わず天高く掲げて勝利の雄叫びをあげたくなりますね(笑)。そして肥料の空袋に放り込み、ワシャワシャで袋がいっぱいになっていく喜び。たまりません。

ちょっとしたゴーストバスターズですね。持ってる器具は随分と原始的ですけど。(笑)

 

しかし、雑草は他にもいっぱい、いーーーっぱい生い茂っているんですよ。超巨大に成長しちゃっているやつもあるんです。ぬ、抜きたい!

でもスルーで。

このミッションは、雑魚には目もくれず、「龍の髭限定」なのです。雑魚に費やす時間は無いのです。

言ってみればその他の雑草は雑念みたいなものですね。でっかくても割と簡単に引っこ抜けますから。しかし龍の髭は根が深い上にどんどん増殖して他に害悪を及ぼす罪さながらです。例えば、憎悪とか嫉妬とか情欲とか蔑みとか執着とか高慢とかでしょうか。しかも、引っこ抜く時に実がポロポロ落ちて散らばり、少しでも子孫を残そうとするしぶとさなのです。おそろし〜

 

私の中の悪を見せられているようで。

世の中のサタンの姿を見せられているようで。

 

ちょっと放っておいただけで、こんなに増殖しちゃうのですね、神様。

気付かないうちに蔓延っていくのですね。

目を皿のようにして探し、必死で引っこ抜き、袋に押し込みました。

泥だらけになってカモフラージュしているやつもいます。

他の雑草の陰に隠れてすましているやつもいます。

絶対に見逃しません。

囲いのネットに上手く入り組んで生えているやつもいます。囲いのネットは傷付けるわけにいかないと知ってか知らずか(まあ知らないでしょうけど)、姑息に生き残ろうと必死です。

一本一本バラしてでも取り除いてやる!

 

私がこの日呼ばれて、このミッションを任せられたことに、何だかとっても深い意味を感じてしまいます。

しかも、その名も、龍と蛇です。

 

神様、このように自分の悪を悉く滅ぼします。細かい芽や隠れたものも見逃しません。

世の中の悪魔、悪霊、サタンと闘い、悉く滅ぼせる人となります。

どうか私に聖霊の剣をお与えください。聖霊の火をお授けください。

いつでも怯まず、雄々しく、勇敢であれますように。

 

祈りながら突き進むと、気付けば大袋が5つもパンパンになっていました。

反対方向から進んで来た相方の姿が向こう側に見えました。互いに抜きながらじわじわと近付いて、あと数メートルで完全に抜き終わる、というところで時間が来てしまいました。

・・・残念です。。最後までやりたかったです。

 

こうして私の龍の髭バスターズのミッションは終了しました。

 

神様、いつも私のなすべき事を日々教えてくださり有難うございます。

必ずやあなたの御心をなせる者となります。

 

どうか私も皆さんも、小さな悪をも見逃さず闘い滅ぼせる者となれますように。

 

心から祈ります。

 

 


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